私の想い

 

どうして議員になろうと思ったか

よく聞かれることです

 

私には二人の子どもがいます 

共働き、核家族のごく普通の家庭です

 

経験して分かったのは

働きながら子育てをするのは

想像以上に大変だということ

 

子育てと仕事の両立には困難が付きまといます

子どもが熱を出した。焦る。困る

夫婦でどっちが休むか言い合いになる

 

心に余裕がなく、つい子どもにイライラしてガミガミ怒って

自己嫌悪の末、寝顔に向かって謝る

悩みながら過ごす毎日でした

 

子育ても仕事もしたい女性が

どちらかを選ぶのではなく

どちらも楽しみながらがんばれる

そんな社会になったらいいのに……

 

この想いを誰に託したらいいのか

当時の佐賀市には、現役子育て世代の女性議員はいませんでした

 

悩むくらいなら声を上げていこう、自分が行動しよう

それが、私が議員になろうと思った大きな理由です

 

実際に議員になってみて―

 

政治の世界はまだまだ男性社会だと思うことが多くあります

だからこそ、女性ならではの視点や心配りが役に立てるとも思います

 

議会で質問や提案をしても、すぐに実現するものはほとんどありません

でも、みんなの想いをつなぐ、現状を知ってもらう

言い続けていくことが大切なのだと思います

 

気軽に接してもらえる身近な議員でいたい 

共感できる議員でいたい

 

関わり合いを大切にしながら

みんなでこの街を良くしていく

そのための架け橋になりたい

 

心からそう思います