【一般質問ピックアップ①】不登校支援について
佐賀市の小中学校では昨年度324人が不登校となっています。ただ、数の問題ではなく困り感を抱える子ども一人一人が自分らしく生きることができる体制が大切だと考えます。以下、一問一答をかいつまんで。
◻︎富永Q:「教育機会確保法」で学校はどう変わったか。
※教育機会確保法…学校復帰を前提とせず社会的自立を目指す。学校以外の多様な学び場を選択できる等。
◻︎教育長A:これまで以上に実態に応じた対応をしている。教職員のほか、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、サポート相談員などチームで対応。一人一人の状況に応じて関係機関、行政、民間団体との連携が大切だと考える。
◻︎富永Q:フリースクールとの連携体制は?
◻︎教育長A:まずは、くすの実、しいの木、等の公的施設を紹介しているが、フリースクールに通っていても学校長の判断により出席扱いにする事が可能。学校とフリースクール等の施設が積極的に連絡を取り合い、児童生徒の情報を共有している。
◻︎富永Q:起立性調節障害の児童生徒への対応は?
※起立性調整障害…自律神経の不調が原因といわれ、思春期に多い病気。朝起きられず頭痛・腹痛、倦怠感など。午後には回復する。
◻︎教育長A:保護者と情報を共有し無理をさせず本人の状況に応じて対応。教職員の共通理解を図るため教育相談部会等で定期的に情報を共有している。
◻︎富永Q:周りの理解を得るためにも周知啓発が必要だと考えるが?
◻︎教育長A:他部署との連携していくことが重要であり今後取り組んでいきたいと考える。デリケートな問題も抱えているので慎重な対応が必要だが、保護者の不安解消や地域への啓発に努めていきたい。今後はPTAの研修として取り上げてて頂いたり、地域での話し合う場を設けることも大切だと考える。
詳しくは市議会HPから動画配信されていますのでご覧ください。